ハウルの動く城でソフィーが若返る(元に戻る)理由はなぜ?どんな人で性格は?

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ハウルの動く城は、とっても難しいお話なので、ジブリの中でも子供が見てもちょっと理解しがたい物語ですよね。

いえ、大人がみてもちょっと不安なくらい!

ハウルの動く城は実は原作があって、その原作を読んでいればけっこう理解度は高くかなり深い良い話だとわかります。それに物語の中でちょっとわかんないところも、原作を読んでいると納得できる部分が多かったりするのです。

こんかいのソフィーが若返るというところにもしっかり想いが込められた上での設定だということはご存じでしたか?

今回の記事では、

  • ハウルの動く城でソフィーが若返る(元に戻る)理由はなぜ?
  • ハウルの動く城のソフィーはどんな人で性格は?
  • ハウルの動く城の魔女の呪いの正体とは!?

を紹介していきます。

ハウルの動く城は理解度が上がるとても楽しめる物語ですのでぜひ最後まで読んで理解を深めてみてください!

目次

ハウルの動く城でソフィーが若返る(元に戻る)理由はなぜ?

出典:スタジオジブリ

ハウルの動く城でヒロインのソフィーが物語の始めに魔女に呪いをかけられて老婆になります。

でも物語の中では、このソフィーは若返ったり老婆になりを繰り返していますよね。

その若返る理由はなぜなのかと言うのが話題になっているのです。

この物語ではちょっと掴めないのですが、実は原作を読むと思い当たる節があるのです。

それはもともとこのヒロインのソフィーは小さな魔法を使える魔法の持ち主なのです。

その魔法の種類は「言ったことが現実になる」という魔力です。

設定では魔女に呪いを欠けられているのですが、実は自分の魔力と暗示で老婆になったのではないかと推測できるんです

この若返ったり老婆になったりする変化は、ヒロインのソフィー自身の心の中の変化を体現しているのではないかということなのです。

眠っている時、素直に自分の思う通りに行動したりしている時などは若返っていますが、なにか考えたりちょっと悩んだり複雑な時に老婆になっている感じ。

作者の宮崎駿さんがいつだったか語っていた内容に、「自分が人と話している時には、20代くらいの若い気分になったり、今の年齢より年よりになったりする気分になることがあるけどそれを絵にしている」というのがありました。

よくわかりますよね?自分でも人生を毎日普通に生活している中でも、体に変化は無くてもとても若い気持ちになっている時もあれば、もう何もしたくないというような年老いた気持ちになることもありますよね?

その心のうちが表に出るということなのでしょう。

要するにこの話の中で伝えたい事の一つとして、「言葉や行動、意思は自分も変える事ができるくらい大切なもの」ということがあるから、このようにヒロインが若返ったり老婆になったりしているのではないかということです。

思い込み、自己暗示というのは体にも姿にも現れるということですね!

たしかに同じくらいの年齢でもイキイキ活動していたり前向きな言葉が多い人はキラキラしていて見た目も若いですもんね!

ハウルの動く城のソフィーはどんな人で性格は?

ハウルの動く城のヒロインソフィーはどんな性格の持ち主なのでしょうか?

18歳で3人姉妹の長女。

義母の経営する父親が残した帽子屋「ハッター帽子屋」でお針子として地道に働く女性です。

もともとは引っ込み思案で、押しが弱く、自己主張もできず、どちらかと言えば陰なタイプで何よりも「自分はできない」というような自己否定が強い性格ですね。

さらに自分自身の地味な容姿にもコンプレックスを持っていました。

でもそれは自分自身で思っていることであって、実際は街の人からも美人だと言われているソフィーですので、そのコンプレックスも思い込みなのです!

今でいう自己肯定感がかなり低いという人ですね。

そのため自己暗示をかけて「自信がない」という状態の性格の持ち主です。

しかし、老婆になったことで解放されてどんどん積極的な性格になっていってハウルに対しても恋愛感情を持つようになりましたよね!

ハウルの動く城の魔女の呪いの正体とは!?

ハウルの動く城の魔女の呪いの正体とはなんだったのでしょうか?

簡単に結論を言ってしまうと、「思い込み・自己暗示」と言ったことでしょうか。

実は、原作となる「魔法使いハウルと火の悪魔」では、そのタネがあります。

原作では、ソフィーにも本人は知らない魔法の力があるんです。

映画では一切明言はされませんが、ソフィーは言霊の魔法を使うことができるんですね。

その力で命を与えることができるので、映画のラストで、ソフィーが二人の存命を願ったことでハウルとカルシファーは生き延びたという結末があるのです。

それを最後の結末まで書かなかったのは、やはり視聴者側に想像や考える事を勧めているのではないかと思います。

自分の思い込みや言霊で自分自身を変えられるということ、もしくは自分自身の思い込みだけでマイナス思考にもなるということを言いたいのかな?と推測しました。

ハウルの動く城は以下も検索されています、ぜひ参考にして下さい!

まとめ

言霊の力と荒地の魔女の呪いで、自分自身の心のうちが姿に投影されるため、寝ていたり恋を抱いたりすると年齢が若返るというような設定がハウルの動く城。

これはかなり考えさせられるようなことでもあり、私たちの日常でも味わうような内容なので、よく考えればとても理解できるお話なのです。

原作には詳しく結末もわかるように説明されているのですが、それが無いのは考える、想像するなどの機会をくれているからなのではないでしょうか?

自分自身の思い込みや自分自身の意思、発する言葉、考え方で若い気持ちでなんにでもチャレンジしたり楽しめるけど、逆に自分がもう年だから無理とか性格的に無理とか思い込んでしまったら、もうなにもできないということを言いたいのかな?と私は解釈しましたが、みなさんはいかがですか?

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