【下関国際】坂原秀尚監督は漁港でバイト!信念は野球の為のエピソードで泣ける!

2022年の甲子園決勝は仙台育英VS下関国際となり、下関国際は準優勝となりました。

優勝候補だった大阪桐蔭を下した下関国際は、大注目されました!

そんな下関国際の野球部監督、坂原秀尚監督はここにくるまで本当に大変な苦労を乗り越えてきたエピソードがあるのだとか!

それが全ては野球のためで、泣けるとSNSで話題になっています。

漁港でバイトとはどういうことなのか!?詳しくみていきます!

目次

【下関国際】坂原秀尚監督は漁港でバイト!信念は野球の為のエピソードで泣ける!

①バイトをするまでのエピソード

坂原監督は広島電機大学附属高校野球部出身ですが、甲子園の出場経験はありませんでした。

大学は広島電機大学に進学しましたが、教員免許を取るために東亜大学に編入。

ワイテック硬式野球部(日本野球連盟に加入していた社会人野球チーム)に所属し、高校野球指導者を目指して東亜大学に編入学しました。

そして大学に近い下関国際高校は、不祥事の影響で指導者がいない噂を聞き、

2年時編入で東亜大に通学していて、3年間は下関にいるので『僕でよければお手伝いさせてください』と手紙を送ったんです。

これがきっかけで、2005年8月に下関国際の監督に就任し、指導がスタートしました。

しかし、就任前に不祥事があったのです。

部員の集団万引が発覚し、山口大会の抽選会直前で出場停止処分になった。

こんな荒れ放題だった野球部でした。

さらに、厳しい監督(坂原監督)が就任したということで、次々と辞めていき最後はたった1人に・・。

その後戻ってきた部員もいて合計4人にはなりましたが、野球の前にグランド整備や道具の扱いがとにかくひどかったみたいで・・

そんなマナーを教えると、面倒くさがりまた辞めていったようで。。

またある時は、県大会で準優勝することができたんですが、キャプテンで4番エースの子に責任を持たせる意味で、あえてそのポジションを取らせても途中で逃げがしたり・・・

メンタル面においても、荒れていました。

そんな選手たちを立て直し、自信を持たせるようにしたのが坂原監督なんです!

②バイトをする意味のエピソード

野球部員たちに自信をつけさせるためには競って勝つこと。

そのために春先に県外のチームと試合をしてきました。

近隣だけでなく、東京・大阪にも行ったようです。

  • 遠征費は毎月3000円部費として徴収
  • 泊まりの場合の宿泊費はご家庭で負担
  • 東京には北九州空港から行く。

広島までだとマイクロバスを運転して行くようですが、ガソリン代と高速代で2万円ほどかかるそう。

それ以上に飛行機を利用するとなると、交通費が加算されるので、坂原監督がとった行動が、

アルバイトをする

バイトの意味は、このためだったのです。

年末に近くの「マルハニチロ」さんの漁港にて、冷凍した魚を冷凍庫から降ろすバイトをして、そのお金を飛行機代にしていのだとか。

全ては野球部を強くするため。そんな坂原監督の信念から感じられる言動です。

③アルバイトから文武両道のエピソード

坂原監督の野球論は賛否両論言われています。

『文武両道はあり得ない』

野球と勉学の両立は無理だと考えるスタンスです。

時間を区切ってやるような練習も、弱小チームには無意味だということ。

甲子園を目指すなら、並大抵の練習量では到底無理とのことです。

だから、1000本ノックをできるまで練習するとか、練習メニューを徹底的にこなす指導だということです。

下関国際の野球のために徹底することは以下です。

  • 携帯電話は入部時に解約
  • 朝5時から練習
  • 飲み物は水・牛乳・果汁100%ジュース・スポーツドリンクのみ
  • 買い食いもダメ

『昭和スタイル』とも言われたりしていますし、ここまでする必要があるのか?と批判的な意見も少なくはありません。

しかし、部員1人の荒れた野球部を立ち直すには、これほどの過酷な環境は必要だったのかもしれません。

げんに、野球部員の方々は坂原監督を信頼しています。

これこそが、坂原監督のスタイルを貫き通してきてよかった結果として物語っているのではないでしょうか?!

坂原監督のさらに深いエピソード

ここまででも、本当にストイックで信念深いことが伺えるのですが、さらにはこんなエピソードもありました。

親元を離れて入部してきた部員の下宿先の近くに引っ越しをしたりと、ボーナスは引っ越し費用代になっているようです。

賃貸に入居する際は、敷金礼金などもあったり、地域によって相場は変わりますが30〜40万はするとかんがえると、それを何回もできる坂原監督が本当にすごいですよね!!

坂原監督のたくさんの想いと信念で、12年かけてやっと甲子園出場まで達するレベルに持っていったことが、まさに『リアルルーキーズ』とSNSでは話題になっています。

甲子園については、以下の記事も検索されています!ぜひ参考にしてください!

まとめ

【下関国際】坂原秀尚監督は漁港でバイト!信念は野球の為のエピソードで泣ける!についてまとめました。

漁港でバイトをしていたのは、遠征費を稼ぐため。ボーナスを野球部に使っていた内容は、下宿先の部員の近くに引っ越すための費用として使用していたということでした。

坂原監督という人柄は、野球を心底愛して、部員のためを想ってこその熱血指導者であることがわかりました。

深いエピソードは、日本全国の野球ファン・甲子園ファンの皆さんに届いていると思います。

準優勝の結果、本当に素晴らしいです!!

ぜひ、この記事を参考にして下さいね!

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