米林宏昌監督の長編アニメーション映画「思い出のマーニー」はじつに印象深い作品で謎めいている不思議なお話でした。
登場する主人公の杏奈も今までのジブリとは違い、異質な雰囲気で主人公と言う感じではなない雰囲気を醸し出し、SNSなどの声でも「クズだ」「性格悪い」「精神病では?」と言った感想が多かったようです。
特に精神病では?という解釈をした人が多かったようでSNSでは様々な推測分析が行われていました。
今回の記事では、
- 思い出のマーニーの杏奈はクズで性格が悪い!?
- 思い出のマーニーの杏奈の年齢は?
- 思い出のマーニーの杏奈の生い立ちについて
- 思い出のマーニーの杏奈とマーニーの関係は!?
と言うことを紹介していきますね!
思い出のマーニーの杏奈はクズで性格が悪い!?
29.杏奈(思い出のマーニー)
— マナ🪞🗝@1/13はマーニー (@manatee_iroiro) January 11, 2023
かっこいい心を閉ざした少女。
思い入れが深すぎて何も言えないのでマーニーを観てください!!以上!!! pic.twitter.com/5M4U5iLKXu
思い出のマーニーの主人公の安奈がクズで性格が悪いと言われているのは、ほぼほぼ定期的に出てくる暴言や態度の悪さが原因です。
これはごめんというつもりではなく嫌味で、継母の頼子が養育費を受け取っていることを子供ながらに知っているよということを伝える嫌味な言葉になっていたのです。
この時も継母の頼子に対し、「メェメェうるさいヤギみたい」と言います。
大岩夫妻はとても素敵な人柄の夫妻なのに、安奈は大岩家に着いた途端に「他人ん家の匂いがする」言います。
信子は、杏奈の目が青いことで純粋に「目が青くて綺麗」と褒めたのですが、そのことは安奈にとってはコンプレックスだったので、信子の容姿をバカにするように「太っちょブタ!」と呼びました。
- 周りにうまく馴染めない
- 心を閉ざしている
- 人間関係が下手
- 自分が嫌い
- 妄想と現実の見分けが付かない
こういう点をみて精神疾患では?という説もかなりありますね。
思い出のマーニーの杏奈の年齢は?
もともと繊細で幼少のころからの環境も異質なのに加え、12才という多感期のことなので尚更すべてが大げさになってしまうのかもしれませんね。
思い出のマーニーの杏奈の生い立ちについて
杏奈がおかしいと言われてしまうのは幼少期の生い立ちにもかなり原因があると思われています。
その不幸な環境の上に生まれつき体が弱く喘息もあり体も心も弱いという自分で自己嫌悪の塊になってしまうのです。
両親が亡くなった後、祖母が杏奈を引き取って底祖に暮らしていたのですが、祖母も病気で亡くなってしまい、結局引き取り手で揉めている場面をみてさらにひねくれてしまうのです。
この幼少期の経験からどんどんと心を閉ざしていくようになってしまったのです。
思い出のマーニーの杏奈とマーニーの関係は!?
思い出のマーニーと杏奈はダブル主演なのですが2人の関係は何なのでしょうか?
杏奈は彩香にマーニーのことを「想像の友達だった」と語っています。
物語を見ていると途中からマーニーは勝手に作り上げた想像の幻というようなイメージをもつのですがある意味そうとも言えるのですが難しいところです。
実は亡くなった祖母自身も幼少期は両親からは放任、使用人からのいじめ、夫の和彦に先立たれ、一人娘の絵美里とは和解しないまま死別するという不幸が多い人でした。
そして祖母の立場からすると孫の杏奈を引き取ったけどそれも少しの期間で結局死別・・。
思い出のマーニーは以下も検索されています、ぜひ参考にして下さい!

まとめ
思い出のマーニーはかなり深い作品で理解するのに時間がかかると言われています。
まず今までのジブリ作品にはないほどの異質な主人公で、精神病では?と言われているほどの杏奈です。
暴言を吐いたり態度が悪くどうしようもないのは、杏奈自身の不幸な生い立ちの環境のせいもあるのです。
早くに両親を亡くし、祖母に引き取られるけどすぐに祖母も亡くなり、引き取り手のことで親戚たちが話しているのを聞いたりとすごく惨めな状況でそれが性格の歪みに繋がっていくのです。
暴言を吐いたり悪態をついたりする中でマーニーとの出会い、関わりが彼女をどう変えていくのかが見どころです。
マーニーは実は杏奈の祖母であり、祖母と杏奈の妄想で作り上げられていると言ってもおかしくない内容です。